ベルリンで紙幣を小銭に替える方法

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逆では?と思う方が多いでしょうが、私は直近の仕事で小銭がまとまった量必要になり、お札を小銭に替える方法を探して奔走しました。普通は海外旅行をすると小銭が余ると換金できないのでお困りの方もいらっしゃるでしょうが……

大事なことなのでもう1度言いますがお札を小銭に替えたかったんです。

情報が全くと言って良いほどネットに落ちていなかったので、いつか誰かが同じ状況に陥ったときの為にシェアしますね……。わりと大変だった……。

1番早いのは銀行で両替してもらう

日本でも「棒金」もしくは両替が必要な場合は銀行へ行くのが手っ取り早いですね。私も棒金にしてもらったことがあります。但し、やはりどこも同じようで銀行の口座を持っていないと両替できない事が多いです。

私は残念ながらオンラインバンクを利用していまして、支店がありません。なのでこの方法は取れませんでした。もしドイツに支店がある銀行口座を持っている友人がいるのなら、その人に両替をお願いするのも1つかと思います。

両替機を利用する

この両替機。されど両替機……日本のハイパーマシン、両替機と同義ではありません。いえ、両替機には変わりないのですが。

壊れていることが多いとか、お金は吸い込むけど両替してくれずそのままお金を与えただけになった、なんて話も調べると出てくるのでそうなったらと戦々恐々だったのですが。

ベルリン中央駅のコインロッカーで両替機がある!(使えるかはわからない)と言う情報を得たので、望みをかけて赴いてみました。

ベルリン中央駅は中心部だけあってかDB、Sバーン、Uバーン、バスと様々な交通が集う駅です。

コインロッカーはUバーン側、Sバーン側と2つあって、Sバーン側のコインロッカーにある両替機が生きていました!!

私が使用した後に小銭が補充されていたので、しっかりメンテもされているようです。ロッカーの利用客が多いからですね。

Sバーン側のロッカーマークを頼りにして行ってください。S15の看板とDBの看板が目印。赤矢印の方へ行くとコインロッカーです。両替機はその途中にあります。

これが両替機。因みに10ユーロと20ユーロしか受け付けてくれませんでした。(5ユーロも使えると思いますが)高額紙幣しか持っていない方はご注意。50ユーロはペッてされました。好き嫌いするんじゃありません……!!

(因みにUバーン側の両替機も利用客は多いはずなのに死んでいました。かわいそうに……メンテしたれ……)

「bereit」て書いている両替機は「両替したるで!」て言う意味です。どんどんお札を入れてやりましょう。

お札を入れると左のボタンが光ります。たとえば1度1ユーロのボタンを押すと1ユーロが1枚だけ出てきます。

そうです。紙幣を入れたら残額全てが両替し終わるまでボタンを押しつづけないといけないのです。私は1ユーロにしたかったので、20回連打する、と。効率悪いな!?

私はそれを必要なだけ繰り返しました。いつ小銭の在庫が無くなりやしないかと冷や冷やしましたが問題ありませんでした。お前は可愛がられている両替機だもんな……。

ドイツではデパートなどは大丈夫かもしれませんが、買い物するとき高額紙幣を出すと「もっと少額のない?」とよく聞かれます。10、20ユーロくらいの額を持っていると買い物し易いです。

また交通機関のチケット券売機やコインロッカーなども小銭しか受け付けないところもあるので、そう言う時はこのような両替機を利用するのも手段としてあります。

ただ、どうもヨーロッパではどこの両替機も普通に動く……なんて事はない。と言うのがほぼ周知のようですので、お気をつけて。

SNSで呼びかけてみる

両替機が使えなかった場合を考えて、私は両替機の場所を調べると同時にFacebookで小銭を大量に持っている人がいないか呼びかけていました。

少しハードルが上がりますが、もしそこで名乗りをあげてくれる人がいれば直接会ってお金を両替してもらう事もできます。私は必要だった50セントをこの方法でゲットしました。

私が使ったのはベルリンに観光にきている・もしくは住んでいる人などがベルリン内のあらゆる情報について質問する掲示板。

「Free Advice Berlin」略してFABとも呼ばれます。

投稿はほぼ英語でされている事が多いので、ドイツ語ができなくても大丈夫です。

但し、直接会う場合は日中の明るい時間帯になるべく人通りがある場所(駅の地上など)で待ち合わせして、お金のやりとりの場合は特に金額をしっかり確かめるなど身の安全も合わせて確保できるよう努めてくださいね。

私はとても良い人に両替してもらいましたが、人はしっかり選んだ方が良いです。

まとめ

ユーロのコインは意外と使いますので(EU加盟国なら使えますし)大量に余った!なんてことはあまりないかも知れませんが、小銭が必要な場合は上記の方法があります。

また、ドイツではバスキング(路上演奏や路上販売)も頻繁に行われているので、もし良い作品や演奏に出会ったなら余った小銭を置いていくのもひとつですね。私もこの両替ミッションの途中、駅ホームで素敵なフルートの演奏を聴かせてもらい、数セント置いていきました。

どなたかのお役に立てば幸いです!

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2 件のコメント

  • mitさんこんにちは~面白い情報ですね。しばらく使い機会はないけど、いつか意外に役立つになるかもしれません。
    大額札は”ペッ”てされました、という言葉は鮮明過ぎて(脳内に自動音声付き)、笑いは止まりません。^Q^

    • 今井さんこんにちは! 両替機でも高額紙幣使えないのは少し不便ですね…そんなに大量に両替する人がいないのかもしれませんが、硬化の枚数と紙幣の枚数を選んで両替できたらいいのにな〜と思います。でもその前に全ての両替機がきちんとメンテナンスされるのを祈ります。笑

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