mitはついに自転車を手に入れた!
某ポケ◯ン大好きクラブの会長の話を聞いてタダで引換券をもらったわけではありません……対価はきちんと支払いました……。
交通費節約のため自転車を求めてベルリンの自転車マーケットに行ってきました。
以前ドイツは自転車が多く、また自動車と同じく交通ルールに従って走行しているとお話しました。ドイツ人にとって自転車は最早なくてはならない交通手段。とても便利な乗り物です。デリバリーも自転車が使われるほど!
私も語学学校までの道のり、歩いて通えない距離ではないができれば自転車でスイスイ行きたい。自転車ホシイ!と言うことで自分が自転車に乗ることを想定していろいろ調べた結果、自転車の入手経路、相場、必要なもの、そして自転車のルールを今1度勉強したので備忘録も兼ねてご紹介します。
Contents
自転車はどこで買う?
自転車はだいたい新品の相場が200ユーロ〜天井知らず。ロードバイクのようなものだと日本と同じくもっと値が上がります。
自転車を買える場所は以下。
- 自転車屋さん
- フリーマーケット
- 個人から売ってもらう
自転車屋さん
新品と中古両方売っている店があります。そのどちらかのみと言う場合も。いずれにせよ自転車屋に行けばすぐに乗れるコンディションのものをゲットできますし、きちんと登録番号ももらえます。
フリーマーケット
私が入手した方法がこちら。たまに開催されているFahrrad Marketでは、様々な自転車を売りたい・買いたい人が集まります。中古や新品どちらもあり!
このサイト以外にもいろんなところでマーケットが開催しています。
個人だけではなく、自転車屋も出店しており其々の自転車に値札が貼られています。
気になる自転車は試乗してOK、サドルが高ければ近くにいるドライバーを持っている自転車屋さんに声をかければ手伝ってくれます。
試乗して買わないのであれば元ある場所に戻しましょう。無造作に並んでいるわけではなく、各自転車屋さんの出店ブースが決まっており、その付近で自転車屋さんが待機しています。
またこのようなマーケットでは足りないパーツや空気入れ、タイヤ交換、鍵の購入など全てできます!
気に入った自転車が見つかったら会計所へ自転車ごと持って行き、お金を支払ったら書類にサインを書いておしまい!自転車ゲット!(現金しか受付ないところが多いので注意。なるべく現金を持って行った方が懸命)
個人から売ってもらう
以前にもご紹介したMixBやFacebookでは「売ります掲示板」やMarketplaceの掲示板があり、個人から中古自転車を買うことができます。
自転車の状態までは写真だけではわからないので実際にその人の家や待ち合わせ場所まで赴かないといけません。また状態も万全ではない可能性があるので、その場合は自分で自転車屋などに持って行き、足りないものを補充・修理などをします。
これからベルリンに移住する!しこたま乗り倒す!と言う場合は新品もいいと思いますが、短期で住む方やたくさんは乗らないけど欲しい。と言う方なら中古でも十分乗れると思います。中古の場合大体50ユーロ〜150ユーロくらいですが、前述のように中古ならではの欠陥があったりするので、きちんと確認してから買うのをおすすめします。
何を確認したらいいの?と言うのは次で説明しますね!
自転車に必要なもの
ドイツでは自転車も車と同じくきちんと車体のルールがあります。時には車道も歩道も通るので、安全のために「VERKEHRS WACHT(交通安全協会)」が定めている規則があります。
車体への装着が必須なもの
上記画像に書かれているもの全てが必須条件です。
- ベル
- 白色の前照灯
- 前輪ブレーキ
- 白色の前部反射板
- 黄色のスポーク用反射板
- 黄色のペダル用反射板
- 赤色の尾灯
- 赤色の反射板
- 後部の赤色反射板
- 後輪ブレーキ
特に夜間の運転中ライトが点灯していないと罰金をとられるので、自転車に乗る前に装備を確認しましょう。
またドイツの自転車はハンドルに前輪後輪ブレーキが付いているものと、ハンドルに前輪ブレーキしかついていない自転車もあります。この場合ペダルで後輪ブレーキを操作する(逆回転でブレーキがかかる)自転車です。最初は感覚をつかむのに戸惑いますが、すぐに慣れるので自転車に乗ったことがあるなら大丈夫だと思います。(私の自転車もこのタイプ)
防犯対策
自転車はドイツでも盗難が多いそうで、きちんと鍵をかけることが大事。皆結構ゴツい鍵をつけています。細い鍵だと切られてしまう可能性があるとのこと。また駐輪場以外にもカフェの向かいの木の幹や、スーパーの前のフェンスに自転車を取り付けたりもするので鍵が長い。笑
ともあれ、自転車を持つなら鍵は絶対に必要です。中にはサドルの盗難を防ぐために敢えてサドルを外して携帯する人もいます。
中古の自転車が多く売りに出されていますが、自分が乗る前に全てをクリアしているか確認しましょう。
自転車の交通ルール
安全に走行するために知らなければならないルール。自転車も自動車と同様、ルール違反は罰金となります。
基本的な標識はドイツも日本も同じですが、いくつか日本では見慣れないものもありました。たとえば
これは「ここの道路は優先道路です」と言う意味。この標識に3本の車線がかかると、優先道路が終わりと言う意味。この標識の先にある交差点や合流点からは別の道路が優先権をもちます。
またこのような自転車専用の信号があります。その場合はこの信号に従います。特になく歩行者と自転車道が分かれている場合は歩行者信号と同じ信号に従います。
またこちらは黄色信号は青になる前に点灯します。つまり赤→黄→青。青になるので発進の準備を促すものです。赤になる時は青から急に変わるので、信号がある場所は注意が必要。
また右左折時には手信号を用います。ウィンカーがないため車や後続の自転車にサインを送るためです。日本ではあまり見かけませんが、ドイツでは結構やっている人を見かけます。
自転車保険のすすめ
日本でも昨今は自転車保険に入る方が増えています。スマホが普及してから脇見運転などで自転車事故も増えています。ドイツでは自転車保険が付帯されている保険も多いですが、自転車をもつなら賠償責任保険に入っておきましょう!
何かあってからでは遅いので、こうした保険への加入は海外滞在時においても大切です。
まとめ
日本で車を運転している時、車道を走る自転車と並走するのは中々スリリングでした。が、こちらでは自転車専用道路があるほか、自転車乗りは手信号をしてくれる人が多いので交通ルールがしっかり布教されているのだと感じます。
車を運転するときはとても神経を使いますが、自転車でも交通ルールを遵守して安全に乗りたいですね。
ホテルでも自転車レンタルをしているところはたくさんあるので、ベルリンに遊びにくる方もぜひ安全に楽しいライドを!
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