プラハの街を一望できるプラハ城は、かつてボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城でした。プラハ城は世界で最も古く大きい城の1つであり、城内のフランチャヌィ広場は映画アマデウスやレ・ミゼラブルのロケ地にもなりました。
そんなプラハ城までの行き方やチケットの買い方、見所や所要時間についてご紹介します。
プラハ城への行き方
プラハ本駅から地下鉄に乗ってMalostranská駅下車すぐ。プラハのチケットは黄色い券売機で買えます。街中でも券売機はあって、トラムに乗る時などはそこでも買えます。ただしキャッシュのみ、またはセンサーつきのカードでしか支払えないところがあるので注意。
券売機は新型と旧型があり、写真の左が旧型、右が新型です。新型で買うのがおすすめ。
英語が選べます。買い方ガイドもありますが、Fast purchaseを押して買います。
チェコは30分チケット、90分チケット、1日チケットなど時間に応じて種類を選べます。プラハ城までは本駅から30分以内で行けるので30分24コルナのチケットを買います。他にも色々行く場合は1日チケットがいいですね。
チェコにも黄色い打刻機があります。電車に乗る前にチケットの打刻を忘れずに。
こちらがチェコの電車チケット。
プラハ城は駅からすぐですが、入口まで中々長い階段を登って行きます。登り切ると荷物と身体チェックを受けるので、金目のものはポケットから出し、カバンを開けて警備員に見せます。そこを通ると晴れて門から入れます。
この門の前にはチケット売り場はありません。チケットは城内で買うことができます。また城内にも売店などはありますが、水やら何やら全て観光地価格で高いので水分は事前に買っておくのがおすすめです。
チケットの買い方・営業時間
こちらが日本語の料金表。大きな画像はこちらからどうぞ。
チケットは城内に点在するインフォメーション、または「チケット」と買いている売店などで買えます。インフォメーションは混雑していて待つので、可能なら売店などで買う方が早いと思います。
プラハ城はとても広く、敷地内に様々な見所があります。表を下に行くに連れて見れる場所が少なくなります。全て堪能したい場合はAコースの350コルナ。私はBコースを選択しました。
また、撮影にはフォトライセンスが必要です（50コルナ）撮影不可の場所以外で撮影が可能です。レシートみたいなペラッペラのライセンスを渡されますので、係員に提示を求められたとき見せる必要があります。こちらもチケットと同じく2日間有効です。チケットを買う時に一緒にお願いすれば買えます。
城内マップは有料でしたので、事前に調べていくか城内にある掲示板などで確認しながら進むといいと思います。
営業時間
10月〜3月 9:00-16:00
4月〜10月 9:00-17:00
定休日なし
プラハ城の見所と所要時間
私はBコースを選択しましたが、このチケットで見れる全ての場所を周ったところ3時間半ほどかかりました。急ぎ足で周っても恐らく2時間はかかると思います。Aコースチケットだともっとかかると思います。
プラハ城で目玉とも言うべきスポットが、聖ヴィート大聖堂。刮目すべきはその美しい造形とステンドグラスの美しさ。
日の高いうちに行けば聖堂に降り注ぐ光で息を飲むほど美しく輝く内装を見ることができます。ただし日曜の午前中だけはミサがあり観光客は中へ入れないため注意。その場合は午後の解放まで待つ必要があります。
こちらは黄金小路にある展示。当時の甲冑や武器などが展示されています。個人的に間近で展示物を見れるとあってとても楽しかったです。
質感や細かな装飾と作り方、皮などの素材がよくわかって楽しかったです。衣装作りの性…。ここでは（ちょっと弓の張りが悪い）ボウガン撃ちの体験もできます。
黄金小路は16世紀〜17世紀当時の王室の側近や錬金術師が住んでいた家々の集まりで、家の中には写真のような展示をみることができます。
プラハ城からの眺め。オレンジ屋根で統一されたプラハの街並みを一望できます。城から城下町を眺める、と言うのはタワーなどに登って眺める街並みとは少し違う印象を受けます。
城から街を見てから市街地に下りて巡ると、どこかにその城の歴史を生んだ面影を探してしまいます。
まとめ
プラハ城は見所がたくさんあり行って良かったです。広くて迷子になりそうなほどでしたが、様々な歴史の跡を見ることができました。私は昼頃到着しましたが既にたくさんの観光客で溢れていたので朝一で行く方がいいかもしれません。
よいプラハの旅を！
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