インドへ陸路で行く旅人の試練:ビザ発行編

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先日、人生に一度は行かねばと思っていたインドへ一人旅してきました。

一度行ったら二度と行きたくないと言う人、インドの魅力にハマって何度も行く人、終ぞインドへ移住する人に分かれるそうです。

そんな彼らが「インドの洗礼は行く前から始まっている」という言を見て戦々恐々していたものの、「これが……洗礼なのか──」という事態を私自身もしっかり体験させてもらいましたので、未来の旅人が私よりも快適な旅ができるよう、記録を残します。

インドへ行くにはビザが要る

世界でも5本の指に入るTierSSパスポート、日本国。そのDPSたるや、あらゆる国を顔パスで潜り抜けることができますが、インドはビザが必要です。(ゲームしていない人、意味わからない例えでごめん)

今回私はネパールからインドへ陸路で行く予定だったため、陸路用のレギュラービザを取りました。そう。インド、空路で使えるeVISAと、陸路で使うビザが違うんです。

……めんどくさっ!

……まあ、陸路だと設備がないので空港のような手続きができないのも理解はできます。致し方ない。やるか。

因みにeVISAもアライバルビザとして空港で取得することはできますが、私が行ったときはニューデリーの空港で長蛇の列ができていたので、出発前に時間がある人はレギュラービザでも問題なく空港で使えるためどちらでもOK。

結局「どっちで待つか」問題なので、ご自身の都合に合わせて選んだらよいかと。

レギュラービザの申請をする

まず先に注意してほしいのは、このビザは出発前に時間がある人用です。陸路でもう絶対に行くと決まっている人は、なるべく早く、できれば出発前3週間ほどの余裕をもって申請しましょう。

なに? 大使館のサイトには3営業日で発行って書いてあるって?

私もそれを見て痛い目をみたんだ。気を揉みたくなければ大人しく3週間の余裕をとれ。

私は実際、2週間ほどかかりました。大使館に鬼電催促して2週間です。この催促がなければ……ビザは間に合わなかったことでしょう。飛行機のチケットをとったのに、ビザが間に合わなくて行けないだなんて──課金したのに報酬を全部取り忘れた時くらい心の傷を負う。

さて、では実際にビザの申請をしましょう。

まずはこちらのビザ申請サイトに飛びます。先にご紹介したeVISAのサイトと違うのがお分かりですね。

で、記入方法ですが、こちらの記事が非常に細かく・わかり易くまとめてくれているので、私はここを参考にしました。多少最新と違うところもありましたが、分からない英語は翻訳機で調べながらやっていけば大丈夫です。インドらしい質問項目もあって、へ~オモシロ……いけどこれホンマに要る情報なんか? と思いながらも入力しました。

ビザの申請書類用の写真を用意する

ビザの申請書類を印刷したら、その用紙に貼り付ける写真を用意します。

インドビザの写真は規格が厳しく、それに準じていなければ弾かれます。サイズは50mm × 50mm(5cm × 5cm)のみ。普段使うことのないサイズかと思いますが、このサイズでプリントし、ご準備ください。それを申請書類に貼り付けます。因みに、

  • 顔の縦長が2.5cm~3.5cm
  • 目の位置から写真の底辺が2.9cm~3.5cm間

という条件もあるので、こちらも忘れずご確認を。証明写真機で5×5のサイズがあって、上記の通り印刷してくれるなら楽ですね。ただし、背景は白のみ可なのでこちらもご注意。細かい規定の全貌は下記。

  • 50mm × 50mm(5cm × 5cm)
  • 顔の縦長が2.5cm~3.5cm
  • 目の位置から写真の底辺が2.9cm~3.5cm間
  • 背景は白のみ
  • 6カ月以内に撮影したカラー写真
  • 写真用紙にプリントされたもの
  • 被写体の背景に影がない
  • 適切な明るさで撮影している
  • 肌の色が自然
  • 正面で顔全体を撮影している
  • 目を閉じていない
  • 口は閉じている
  • 写真の上下が見切れていない
  • 眼鏡の場合は反射で目が見えなくなっていないこと

後半は通常の証明写真と同様ですね。スマホでも最大サイズにしておけば撮影は可能です。それをアプリなどで切り抜いたり、加工が上手い方は背景を切り抜いて白にしても通ります。

なんでって? 私自身が背景を切り抜いて作ったからです。ハハッ

皆そんな頻繁に証明写真撮らないよね? だから焦ってスマホで撮影したわけです。今の写真加工技術に感謝──★

申請書類を郵送する

さて、写真も用意できたら郵送の準備です。通常、郵送時に必要なものは以下。

  1. 写真貼り付け済のビザの申請書類
  2. 往復のフライトチケットのコピー
  3. 返信用封筒
  4. 申請代

後から説明しますが、もし、あなたが私のように「フォトグラファー」と職業に書く場合(あるいはメディア関係者)、別途「Undertaking Letter (誓約書)」が必要です。送付書類はどれかが欠けるとビザ発行の遅延に繋がるため、再三、再三確認してください。

また、大阪のインド大使館へ申請する方は同封すべき書類・金額が東京とは異なるため、別途ご確認ください。

チケットのコピー

飛行機であればチケット購入時にメールで送られてくるレシート(便名、日時などが掲載されたもの)を往復分それぞれ印刷してください。

もし陸路の場合、例えば私のようにカトマンズ→陸路でバラナシの場合、別の用紙に

「Will book the bust ticket from Kathmandu to Varanasi in Nepal(ネパールでカトマンズからバラナシ行きのバスチケットを買います)」とでも書けばOK

ただし、その場合でもネパール入り(インドに来る前の国)の航空チケットのコピーは必要です。不安であれば買ったすべての移動チケットのコピー入れておけば大丈夫。

返信用封筒

ですが、パスポート返送用のため、長形3号以上であれば大丈夫でしょう。相手に書き損じられる事故を防ぐため、返送先住所は自分で記載しておいてください。送料は申請代とまとめて支払うため、切手は不要。

裏技として手渡しされるレターパックプラス(600円 ※20225.10現在)を使う手もありますが、郵便事故の保証はないので、どうしてもという場合にしましょう。

申請代

さて、申請代は東京大使館か大阪大使館かで料金が違います。

出展: インド大使館

上記の記載によると、日本国籍の人はトランジットビザは150円+450円=600円

その他のビザ申請者は1190円+450円=1640円

上記から、更に返送分の送料を加算。

出展:インド大使館

上記は東京インド大使館の場合です。つまり、レギュラービザ申請の場合は

1190円+450円+1200円=2840円 となります。※20225.10現在

お釣りのないよう、きっちりと封筒に入れましょう。念のためお金はジップロックや小さめの封筒に入れてから封筒へ入れると安心。

郵送の際、必ず現金書留を使用してください。まあ、現金を通常の郵便では送れないので……

窓口で「現金書留で」と言えば対応してくれます。因みに東京大使館の発送先住所はこちら

Consular Wing
Embassy of India
2-2-11, Kudan Minami,
Chiyoda-ku,
Tokyo 102-0074
Tel.No:03-3262 2391-97

一応電話番号も書いておけば安心かも。「ビザ申請書類在中」と書いておけば、なんか重要っぽいなと思ってくれると思います(希望的観測)

緊急連絡先

郵送が完了しましたか? もう皆さまにおかれましては疲労困憊の事と思います。

もし、書類不備などがあった場合、大使館から電話がかかってきます。安心してください、日本語で話してくれます。全て口頭で話してくるので、もし足りないものがあると言われた場合、しっかりメモを取っておきましょう。万が一何かを聞き忘れた場合は、電話ではなくメールがお勧めです。

電話? あれは一方通行であって、我々から電話をかけても99%出ません。

大人しくメールを出すのです。

Email ID: aco.tokyo@mea.gov.in

私は書類不備を言われたとき(ネパール入国のチケットのコピーを入れなかったので)、別のメールアドレス(visa2.tokyo@mea.gov.in)を伝えられたのですが、後日再度電話がかかってきて「そんなメールは受け取っていない」と別の方に言われました。

まず、まずです。大使館の中であなたの書類に対する引き継ぎは行われておりません。

引継ぎ? 机の上に置かれた書類みとけばわかるやろ。要らん要らん! と、働いたこともない大使館側の幻聴が聴こえてきます。

ゆえに、もしメールを送る場合は念のため両方のメールアドレスを記載して送ってみてください。時間が差し迫っているのなら、タイトルに「Urgent」と記載するのが良いでしょう。日本語か、英語でメールを書いてください。

まとめ

いかがでしょうか。正直、インド旅中はキレ散らかすことのなかった私ですが、今思い返せばこのビザ発行のやり取りが一番洗礼きたな……と感じました。

ホームページに「Three working days」と書かれていますが、私は2週間ほどで受け取ったので、4倍時間がかかっております。電話を受け取って即日準備して対応したのでこの期間で済んでいますが、ご自身のお仕事の都合などで即日対応が難しいことを考慮すれば、早めに動いた方がよいのは自明の理。

ちなみに、私がインド旅行へ行く時期にちょうどネパールのカトマンズでデモがあり、デモ直後の渡航だったため、安全を考慮して空路へ切り替えました。

つまり結局陸路越えはできなかったのですが、旅は安全確保が第一なので、時にはこのような決断も必要、と……。加えて9月はまだ雨期だったので、悪路だったことを想像すればよい決断だったかなと思います。

レギュラービザを取る人は多くないかもしれませんが、バックパッカーなど隣国から陸路の国境越えをする人は多いかと思いますので、参考になれば幸いです。

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