世界一周撮影旅が終わった。次は何をする?mit次の目的地について

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こんにちは、mitです。

2019年に世界一周撮影旅から帰国し、早4年が経ちました。新型コロナウイルスが猛威をふるい、いろんなことが様変わりしたこの数年。海外にもおいそれと行けない日々が続きましたね。
帰国したときの記事がもはや懐かしいです。

世界コスプレ撮影旅終了!mit帰国のお知らせ

2019-03-31
私が世界一周していたのは理由があります。世界中にコネクションを作りたいと言うのも一つなんですが、世界中で個展がしたいからです。そのためには、まず自分が動く必要がある。

日本で永遠に個展をしていても、私が海外へ行けるんだと言う意思表示にはならない。だから実際に現場に行って、少しでも友達を多く作って、助けてもらえる環境を作ろうと思いました。

今回は、私の今後の目標についてお話したいと思います。

はじめて海外で展示をした台湾

台湾で初めて個展をしたとき、実際に下見に現地へ行き、ギャラリーを見て回りました。幸い台湾は日本とオタク文化も似ているので、日本と同じようなステップを踏むことができました。

ただ言葉が全然違うので、私の写真が好きだと言って、日本の個展に来てくれたことで知り合いになった台湾人の方にお願いして、私が帰国した後も展示のサポートをしていただき、それはそれはお世話になったものです。

この時、現地でサポートしてくれる人がいる心強さを知りました。


2015年のギャラリーはこじんまりした箱を使い、しかしギャラリーに入りきらないほどの人が来てくれるとは思わず、かなり窮屈な思いをさせてしまったと思います。

物販列も伸びに伸び、トークショーも急遽2回にわけて開催しました。ありがたい悲鳴と同時に、自分の見積もりの甘さも反省点となりました。

けれど、この自分で台湾へと展示をもっていった事が切っ掛けて、現地メディアにも取材を受け、更にベトナムで展示をする足掛かりにもなりました。

次にベトナムでの展示


2015年、2016年と、ベトナム・ハノイでも展示をしました。ショッピングセンターで開催されているイベントに招待を受ける形で、センター内の一角をお借りして展示しました。

またイベントで開催されているコンテストの審査員、パネルディスカッションへの参加、そしてワークショップなどを行いました。

台湾と違うのは、ベトナムは展示よりもイベントで展示をする方が多くの人にリーチし易い点。おそらく他国についても、台湾のように手配した方がいい場合と、ベトナムのアプローチが効く場合があると思います。
しかしベトナムに関しても、助けてくれる友人がたくさんできました。

其々、国にはその国らしいコミュニティーがあって、関わり方が違う。そんなところも興味深い点です。

何度でも通い、何時間でもいたい展示の形

私が展示で目指すのは、何度でも通いたい、何時間でも滞在したい展示の形です。
普通、入場料がかかるのもあるし、展示自体何回も足を運ぶことってないですよね?

私は毎度展示をするたびに、何度もお客さんに呼びかけています。入場料無料です。一日に何度でも来ていいし、期間中何度足を運んでもいいし、オープン中なら何時間でも滞在してほしいと。

私の展示は、皆さんに問いかける写真です。インスタレーションほど派手ではありません。でも写真の前を何度も往復して、ジッと考えて、カラクリに気づいてまた戻る。
写真集を見て、ハッとして、また足を運ぶ。そんな展示を作っています。

全てに理由があって、何度も足を運んで自分の中の解釈と答え合わせをしたくなる。そんな展示を目指しています。

思考することは、とても贅沢な時間です。そして、とても有意義です。
来てよかったと思える満足感と、思考の体験を楽しんでもらいたい。そんな思いで作っています。

この先の目標

冒頭でも言ったように、この先世界中での個展を目指しています。

それはコスプレかもしれないし、私が現在制作している様々な創作(@mitphotography_)かもしれません。
5年、10年かけて、私はもっと多くの人に、いろんな形で自分の目指す体験を届けたいと思っています。
その時々で私が作るチームの仲間にも、まだ見たことがない体験を一緒にしてもらえたらと思っています。私が選んだ大好きで自慢のモデルたちを、もっと多くの人にも見てもらいたい。

私は傍から見たら一人でやっているように見えますが、たくさんのモデルや、サポートしてくれる人や、応援してくれる人に助けられています。

当時3.11の大震災があった時、初めて開催する個展がもしかしたら開催できないかもしれないと不安になった時期がありました。けれど、告知したからには絶対に開催しないといけないと誓って開催した日。
被災地だった東北から来てくださった方がこういいました。

「この展示があったから、被災地でも大変だったけど、これを楽しみに日々を過ごせました」

涙ながらに伝えてくれた人がいました。その言葉と涙が私の中に今もずっと残っていて、あの日、私は何があっても、やると言った自分だけは決して最後まであきらめてはいけないのだと、そう思ったんです。

イレギュラーはしょっちゅう起こります。大変なこともあります。
でも「楽しみにしています」と言ってくれる人が一人でもいる限り、私はあなたの笑顔が見たいから、全て準備して待っています。

FANBOXPatreonをやっています(投稿記事は海外の方向けに日英の言語違いだけで、内容は一緒です)
私の考え事や、ちょっと早めの決意表明などはそちらで見れます。

火曜・木曜は朝っぱらの6時半から、Youtubeライブをやっています。30分の学びをお届けしています。
いつかこいつ応援してやってもいいな、と思ったときは、是非一度覗いてくださると嬉しいです。

2024年の5月、ACCAの非公式コスプレ写真展を行います。

久しぶりの個展となります。今回は意図して小さめの箱でやるのですが、また是非、新たな「体験」を浴びにきてくれたら嬉しいです。
会期中何度でも通っていいし、好きなだけいてください。

作品を知らない方はぜひ、これを機に知っていただけたら嬉しいです。アニメもありますし、漫画が原作です。(全6巻)

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