今やバックパッカーはフラッシュパッカーと呼ばれています。フラッシュとは電子機器のこと。昔はアナログな地図を片手に歩き回ったり、宿にある情報ノートを頼りに旅をしていたバックパッカーですが、今や皆スマホとタブレット片手に旅をする…と言うところから来たようです。
電子機器は今や我々とは切って離せない手段です。私も昔オーストラリアに行ったとき、Google mapさえあれば自力でホストファミリーの家にたどり着けたものを……(当時ホームステイだったのでアナログの地図も海外で使える携帯も持っていなかった)
さて、先日ベルリンからネルトリンゲン、デュンケルスビュールを経てからプラハを経由してベルリンに戻りました。
1週間ほどの小旅行でしたが、その際利用したアプリや交通手段をご紹介します。
ヨーロッパの旅はGo Euroで最安値を検索しよう
ヨーロッパには様々な交通手段が存在しますが、長距離で移動する際メインとなるのは電車・バス・飛行機の3つ。国を跨いだり、国内を長距離移動する場合に便利なアプリがGo Euroです。
Go Euroはアプリでヨーロッパ各地の行き方を調べることができます。電車・バス・飛行機別に検索結果が表示されそれぞれの最安値・所用時間なども提示してくれます。
また、選択するとそのまま予約サイトへ飛ぶことができるのも魅力。ヨーロッパを回るならぜひダウンロードしておきたいアプリです。私も旅行中はこれを使って調べてバスなどを予約しています。以前Flixbusについてご紹介しましたが、Flixbus含め他のバス会社とも料金を比較できるのでおすすめ。
例えばベルリンからプラハまで検索するとこのように表示されます。真ん中のタブで最安値、最短などでソート可能。バスなら約20ユーロで行けちゃいます。激安ですね。
Deutsch Bahnチケットの買い方
ドイツ国内を旅行をする時、このDeutsch Bahn(以下DB)にはお世話になると思います。慣れるととても便利なので、チケットの買い方と乗り方をご紹介します。
こちらがチケット券売機。わかりやすいのですぐ見つけられます。
まずは下のイギリス国旗をタップして英語に直します。
Point of departureに発車駅、Destinationに到着駅を選択しNextへ。
片道、往復などを選べます。またDBには1等席、2等席があります。2等席でも短時間の乗車であれば全く問題ないので2等席を選択。またローカル線のみ、新幹線以外全てなど選択し検索フィルターをかけることができます。問題なければ次へ。
ここでは到着時間、出発時間などを選択できます。現在時刻から一番早い電車に乗りたい場合はそのまま次へ。
チケット枚数を選択します。グループで旅行している場合はグループチケットを選択できます(5名以上の場合)
バーンカードと言う割引チケットを持っていれば選択しますが、ほとんどの人は持っていないと思うのでそのまま次へ。
乗りたい電車を選択します。値段のところをタップして次へ。
再度自分のチケット内容を確認したらPayで支払い画面に行きます。
支払いです。画面に表示されている硬貨と紙幣、カードのみが使用できます。
購入が完了するとホームの場所と電車のナンバーを教えてくれます。
駅にはもちろん電光掲示板があるので、これを参考にホームへ行きましょう。遅れが出た場合もここに表示されます。
チケットはこんな感じ。ちなみにこの形のチケットはドイツ市内を走るU-BahnやS-Bahnと違い、打刻機にははいりません。チケットは打刻せずそのまま乗車し、車内を周ってくる駅員にチケットを渡しスタンプを押してもらいます。
打刻機に入るサイズのチケットは要打刻なので、お忘れなきよう!
DBの列車は真っ赤。ICE>RE>RBの順に鈍行になります。DBも携帯アプリがあり、オンラインでチケット予約も可能です。また電車の検索もできるので、行き先などを調べる際も重宝しますよ!
まとめ
ヨーロッパは陸続きなので陸路での移動選択肢が多いですが、使う電車によっては高くつくことも。物価が高いためできれば安く移動したい旅人としては、このようなアプリはとても便利。いい時代になったなあ…。
ぜひアプリを駆使してお得にヨーロッパを巡りましょう!
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