嘘じゃない。バックパッカー体験後のビフォーアフター、5つの良いこと

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海外に行ったことのある人は、帰国して価値観が変わった!という人も多いのではないでしょうか?確かにそれは本当だと思います。
でも人間はなぁ、そんな簡単に変わらんのだよ!!と声を大にしているあなた、わかります。

しかし。ことバックパッカーとして世界一周を終えてからというもの、自分の中で大きなビフォーアフターがありました。
それは各国を巡りながら身についたものですが、結果帰国した今でも大いに役立っていることです。

今回は、私が旅行中に経験し変化した劇的★ビフォーアフター(顔じゃない)について、5つのポイントにまとめてみました。
この記事を読み終わったとき、こんなメリットもあるんだな!と気づきになれば幸いです。海外にいくことって、新しい価値観の気づき以外にも、意外な副産物があるのだと気づくはず。

荷物が少なくなった


たった3日でも、1週間でもいいです。リュック1つで海外に行けるか?を考えてみてください。

リュックがないなら機内持ち込みできるサイズのキャリーケースでもいいよ!
私は世界一周したとき、20㎏以内のキャリーバッグと、10㎏以内のカメラバッグを持っていきました。
出発した当初はパンッパンで、旅の途中友人に「これ要る?いらないよね??(圧)」と持ちものチェックを受けたのはお恥ずかしながらいい思い出です。
心配性がただの大荷物持ちになってるんだよぉ!

最初はやっぱり、情報を集めるに従って段々と心配事が増えてくるもんです。「病気になったら」「不衛生なところだったら」「寒い場所だったら……」

しかし、旅の途中で気づいたことがあります。「少ない荷物こそが自由なのだ」ということを──いや、なんかかっこよく言いましたけど、本当です。

カメラマンをしている手前、物理的に必要な機材などは減らせないのですが、これは今本当に必要なのか?を問いかける習慣ができるようになりました。
例えば1年過ごしてみて、使っていないものは捨てる。片づけをすることによって部屋も広くなるし、気持ちよく過ごすことができます。
出かける時も常に大きな鞄をもつのが癖だった私は、帰国してから不必要に大きな鞄を持つことが少なくなり、荷物も軽くなりました。当然身体にかかる負担も少なくなり、もっと歩こう!と思えるのです。

ミニマリストには程遠いですが、少ない荷物で旅をした1年で、整理することの大切さを学びました。

ちなみに私が持って行ったカメラリュックはこれ。下にカメラ機材、上に他の荷物、さらにパソコンも入って便利。帰国した今も愛用しています。



そしてキャリーバッグがこれ

バックパックとしてもコロコロ引くキャリーとしても使えるタイプ。空港でぶん投げられたりして結構散々な扱いを受けたけど(笑)、意外と丈夫でキャリー部分も壊れることなく帰れました。結構お気に入り。
ちゃんと紹介したときの記事はこちら

Solo-tourist アブロードキャリー70Lの感想

2018-04-08

心配性が改善した


私、ドドドド心配性です。

正直この石橋を叩きまくって、さらに叩きながら渡る性格は中々直りませんし、この性格が功を奏したときもあります。

ただ、行き過ぎた心配性は前述のとおり余計な荷物を増やしたりと、デメリットもあるもの。
昔は想定や思い通りにならないとパニックまではいかないものの、ストレスを感じることが多かったです。
けれど、いろんな国で様々な文化や人に触れあって何か不安ごとに直面すると、「その心配、ムダ~~~~!!!」と、心の中のイマジナリーIKKOさんが私に指を振りまくってくるんです。
ピッピか?指を振る攻撃?寝ていい?

取り合えず寝るか。

と、思えます。
極端かもしれませんが、人生なんて他人を思い通りにしようと思うのが不可能なこと。
確かに、準備はしすぎるに越したことはありませんし、情報も集められるなら多い方がいいです。が、ハプニングは起きるときは起きる。足掻くな、受け入れろ……

旅を通じて予期せぬ出来事や困難に遭遇することで、過剰に心配することの無駄さを学びました。旅先では計画通りに事が進まないこともありますが、それが新たなチャンスや成長への道を切り開くこともあります。柔軟な思考で臨めば、心配性を今よりも少し、改善することができます。

なんとかなる精神


ヒヤリハット体験、ありませんか。

車の運転でなくとも、例えばカフェに携帯忘れてきた!とか、夜行バスのトイレ休憩でバスに置いて行かれそうになった!とか。後者はない?そうか、私はあるのよ。

どんなに気を付けていても、人間だもの。失敗はある。しかし、そうした経験から学んだことは「なんとかなる」というハクナマタタ精神!
悩まずに~~生きることさ~~~ということで、今のほほんと生きている私が生き証人ですね。

旅先では現地の人々が親切に手助けしてくれることも多く(無警戒に信用しすぎも危ないけれど)、代替品を手に入れる方法も必ず見つかります。というか、大抵のものは現地で調達できるし、起こったハプニングも現地でどうにかなります。
皆さんもティモンやプンバァのように、「マ、何とかなりますよ!」精神でハッピーにいきましょう!

ちなみに、ハクナマタタ精神が行き過ぎて「コンビニのビニール袋の中にパンツ1枚と携帯、パスポートとクレジットカードだけを入れて入国審査に行ったら逆に怪しまれた」という友人がいましたが、それはシンプルに空港に用がない現地人の装いなので、嘘でも小さなリュックくらい持っておきましょう。

最低限の服装でいい、という新たな発見


オシャレって楽しいですよね。素敵な服は一日をハッピーな気分にしてくれます。

バックパッカーをしていたころ、旅先では必要最低限の服装で過ごしていました。そも、荷物の重量制限があるので重たい布をたくさん持っていくことができません。
最低限の洋服を日々洗濯しながら、ボロボロになったら捨てて新しいものを買う。
そんな生活をしていたから、帰国してから洋服への物欲がごっそり消えました。

オシャレすることは好きです。特別な日は着飾りたい。
けれど普段は特別洒落た服を着なくてもいいし、仕事服なんて特に決まったものばかり着るのでヨレヨレにならない限りは買い換えない。
そして気づくんです。「あれ?こんなに服必要ないな」と。

タンスの中にありませんか?毛玉がついた靴下やセーター、お気に入りだったけど着すぎてヨレヨレの服、もはや使いすぎて機能を果たせていないヒートテック……

今すぐ捨てよう

B’zの曲に乗って何もかも捨てなくてもいいんですよ。まずは「あ、これ1年着てないな」ていう服を分けて、それらを捨てていくだけでも引き出しの中身が出しやすくなり、今本当に着ているものが見えてきます。
片づけと同じですが、服を整理することで脳がクリアになります。何かを整理することで、不思議と頭にも考えるスペースができ、新たなアイディアや選択肢をもたらすことに気づきました。
つまり、内面的な成長や自己肯定感を得ることができます。

私は旅をすることでこの考えを半ば強制的に身に着けたようなものですが、なにもバックパックひとつで世界一周せずともできます。
たとえば、「今回の沖縄旅行、いつもは大きめのキャリーケースで行っていたけど、今回はリュック一つで行けるように洋服を調整しよう」と、ゲーム感覚で挑戦するのもとても良い試みです。
「今日の飲み会、いつもより二回り小さい鞄でいこう。じゃあ要らないものは何かな?」と考えたり。
自分の日常の中で工夫できることをしてみると、少しずつ服やものを減らせるマインドを育てることができます。

ちなみに、GUやユニクロのブラトップやシームレスパンツは最強です。買ってください。

海外の情報に敏感になった


あなたは世界の中で生きている

旅行中には、異なる文化や習慣に触れる機会が豊富にありました。そして今も、各国で交流した友人とつながっていることで、人よりも現地のあれそれがニュースとは別のソースで情報を得ることができています。

海外の人たちは小さなころから自国の歴史だけでなく、現在も続く紛争や、国の政治、世界情勢、ニュースについての教育が進んでいるように思います。
加えてとても重要なことですが、それらに対して意見を言うことができる人も多い。これはつまり、情報をしっかりと自分の頭で理解しているから、意見を言うことができるのです。
歴史的、文化的背景もありますから、一概に日本がダメよとも言えません。ただ、現代で能動的に動くという姿勢は、とても重要なことであるのは揺るぎない事実。

旅を通して、身を守るという手段もありますが、私は海外の情報にアンテナを張っていました。
旅先での出来事や現地の人々との交流を通じて、世界の多様性や異文化の魅力を改めて実感しました。その結果、以前よりも国際的な視野を持ち、他の国や文化について積極的に学ぶ・理解を示す姿勢を身につけることができました(とはいえ、納得できない時もありましたが)

自分という個を世界レベルで考えてみることによって、より選択肢を国内から地球規模に考えられる。多くの情報を得ることは、同時により精神的な安定も得ることができます。
海外の情報に敏感になることで、自己成長を促し、他の人とのコミュニケーションも以前より円滑に行えるようになりました。

ま、偉そうに言ってますが、失敗もありますよ。でもいいの、人間だから。ハクナマタタ

まとめ

いかがでしたか?
旅は私たちにとって、楽しみながら心を豊かにし、成長させてくれる機会です。荷物の少なさや心配性の改善、困難に立ち向かう自信、服装の最低限にして得られる自由、そして異文化への敏感さ。これらの変化は私の人生において良い影響を生んでくれています。

ど~~しても変えられない自分がある!という人は、3日でも1週間でも、エイッと旅に出てみてはいかがでしょうか。やるしかない環境があなたを変えてくれるはず。では、楽しんで。

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