中国語の基礎を身に付けたくて台北で1ヶ月、旅を終える前に語学学校へ通いました。
日本のパスポートでは、ノービザで3ヶ月台湾に滞在が可能です。わたくしごとですが、実は事前にビザを取得していたのですが、予定がずれこんでビザの有効期限までに台湾に滑りこめなかったんですね〜。お金は残高証明の510円だけ損しましたが、まぁいいでしょう。
中国語を勉強したいけど仕事などの都合で長期はムリ。且つ遠いスケジュールは立てられないから直前で申し込める学校がいい。現地で短期間集中して勉強したい!と言う方へ私の体験を元に語学学校や費用などをご紹介します。
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直前でも受け入れ可能な語学学校はある?
あります。私も台湾へ行く2週間前くらいに学校へ連絡しました。ただ早めに動くに越したことはありません。何故なら人数が揃わないと開講されないクラスもあるので……。
私が通ったのは「國語日報社語文中心」と言う学校です。レギュラーコースは1ヶ月単位で授業を受けることが可能。MRT古亭駅、中正記念堂駅の間にあります。
中国語のレギュラーコースは毎月月初に開講されます。途中参加は基本的にできないので(お金も勿体ない)そのつもりでスケジュールを組みましょう。
ここは3ヶ月未満の短期であれば特に面倒な手続きは必要なく、クラスが開講されるか確認したらパスポートと現金(カード払い不可)を握りしめてクラス開講当日登録しに行くだけです(受付は2階。)公式サイトには写真が必要だと書かれていますが、短期受講者は不要とのこと。
メールで問い合わせたら登録用紙を添付される場合がありますが、その場合はプリントして当日記入済みのものを持参するか、パソコンで記入したら添付して送りましょう。
学費はいくら?
レギュラーコースの学費はテキスト含めて1ヶ月の授業料はNT$11,600です。
授業は月曜日〜金曜日9:20〜12:10まで。間に10分休憩が2回あります。1週間あたり15時間です。
ホームページでは別の時間が掲載されていますが、取るクラス(初級・中級など)によって時間帯が変わるようです。また、レギュラーコースは基本的にグループレッスンです。プライベートレッスンや2人で受けるレッスンなども希望によって受けられます。
また、レギュラーコースの他にはインテンシブコースがあります。こちらは3ヶ月間のコース。授業料はNT$34,200(+テキスト代)登録には残高証明証が必要です。(仕様が変わっている可能性もあるので学校に直接お問い合わせください)また、3ヶ月以上のコースを受ける場合滞在期限にお気をつけください。日本のパスポートは90日までなので、もしオーバーする可能性のある場合は別途ビザの申請が必要です。
登録料など授業料とテキスト代以外のお金はかかりません。
1ヶ月でどの程度出来るようになる?
気になる成果のほどですが、1ヶ月で中国語の1番の難題とも言える発音への理解はクリアできます。独学している方はご存知と思いますが、殆どのテキストやオンラインアプリはローマ字によるピンインをとっています。が、それだと実際の発音を聞かなければ正しい発音が分からないことが多いんです。
台湾人は注音符號(ちゅういんふごう)と呼ばれる発音記号を使用しています。今ではこの形式をとって授業をする学校は少ないそうですが、これを最初に学び発音を正しく理解することで、ピンインの正しい発音も理解できると言うわけです(発音もきれいになるよ!)
これが注音符号。台湾で使われています。
初級コースの最初に渡されるテキストは練習帳2冊と注音符號が載った薄いテキストのみです。滞在中中国語を別の学校で勉強している人に出会いましたが、その人たちは鈍器のような分厚いテキストを持っていました。百科事典かな?
もちろん発音だけではなく、それに付随して単語や自己紹介など基本的な単語・会話表現は学べます。後はどこまで自分が発展学習をするかで成果は上下します。
が、1ヶ月中国語をしっかり勉強すれば、後は漢字を覚えて語彙を増やしていけば文法はシンプルなので上達は早いと思います。日本人だと既に知っている漢字や同じ意味を持つ単語も多いので、紐付けて覚えられるのが強みですね。
ちなみに何故私がこの学校を選んだのかと言うと、直前予約が可能・安い・且つ上記の注音符號を学べるから。外国語を習得する上で私が重視しているのが、綺麗な発音を習得することだからです。頑張って勉強したのに会話が通じなかった経験があったもので……笑。
その他の短期で学べる学校
「國語日報社語文中心」の他に、短期で学べる学校をご紹介します。ご自分の都合や滞在場所・生活に合わせて検討してみてくださいね。
TMC
この学校の最大の特徴は、1時間単位から授業を受けられること。勉強したいけど1ヶ月も台湾に居られない人や1ヶ月いるけど間に旅行へ行くから連続して受けられない人など、スケジュールの融通が効きやすいのが魅力。
淡江大学中国語センター
3週間から中国語コースを受けられます。 その他にもマンツーマンコースでレッスンをカスタマイズすることも可能。東門から徒歩5分と言う好立地なので、授業の後もショッピングを楽しめます。
長期滞在におすすめの宿泊場所
3ヶ月以上の長期滞在ならプライベートな時間が欲しい人もいるでしょうから、マンスリーマンションやairb&b、シェアハウスを探すのがおすすめです。
台湾掲示板でシェアや物件の貸出情報を探せます。
1ヶ月〜2ヶ月の短期滞在で他人がいる空間でも大丈夫と言う場合はホステルなどの安宿に泊まるのも1つの手段です。1ヶ月など長期滞在になると割引が適応される宿もあるので、予約サイトから予約する前に1度問い合わせする事をおすすめします。
ちなみに私が滞在していたFirst Hostelも長期だと割引が効くとのことでしたが、計算したら大きな割引はありませんでした。笑 ただ居心地は最高だった……。別のホステルでも割引をしている宿が何件か台湾掲示板に出ていたので、学校から近ければ検討するのも有りだと思います。
まとめ
いかがでしょうか。語学習得に関しては、現地で一定期間住んで勉強するのが近道なのは事実だと思います。日常的に覚えた言葉を使う機会が圧倒的に多いので。
毎日仕事が終わってから語学の勉強を頑張るのは大変ですよね。1ヶ月だけでも発音や文法の基礎を固めるために渡航するのは気分転換も含めて有効だと思います。特に発音が難しい外国語は、1度間違った習慣をつけてしまうと直すのに苦労します。
短期でも集中して学べはかなり成長できます。台湾は治安も良く、日本の製品も多く普及していて住みやすいので中国語の勉強ならおすすめですよ!
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