海外留学・旅行へ持参するカードにキャッシュパスポートをおすすめするワケ

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海外へ行く際に持参するカードの中で海外キャッシングに対応したカードについては、以前SONYbankWalletをおすすめしました。今回ご紹介するキャッシュパスポートも私が渡航前に準備したカードです。

海外旅行または留学・出張へ行く際、お金の管理はどうしたら良いんだろう?カードは何が良いんだろう?と言う方への参考になれば幸いです!

 

キャッシュパスポートとは

キャッシュパスポートは、海外でキャッシングが可能なマルチカレンシーカードです。マスターカードの機能がついているので、残高が有る限り加盟店舗でカード支払いもできます。

 

メリット・デメリット

メリット

キャッシュパスポートの主なメリットは以下。

  • 年齢制限なし

キャッシュパスポートはプリペイドカードなので、年齢制限はありません。18歳以下、また働いていない人でもカードの申請が可能です。

  • 銀行口座の開設不要

お金はキャッシュパスポートにチャージされる仕組みのため、銀行口座を開設したり自分の銀行口座を開示する必要がありません。

  • マルチカレンシー対応

日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの全部で9つの通貨を1枚のカードで所持することができます。現地通貨をカードにチャージしていれば、為替レートの変動に翻弄されることがありません。

また、マイページから別の通貨への換金も可能。国を移動した時もこの機能で別の通貨への換金が可能です。

  • 海外キャッシング対応なので両替所に並ぶ必要がない

カードにお金を予めチャージしておけば、ATMから現地通貨の引き出しが可能です。現地に到着してから空港の両替所などに並ぶ必要がありません。

  • カードが2枚もらえる

カードを申し込むと2枚のカードが送られてきます。1枚は常用のカード、もう1枚はスペアです。盗難に遭った場合、紛失・またはATMでカードが出てこなくなった場合などのトラブル時すぐにスペアのカードを利用することができます。(カードは2枚ともパスワードが違います)

スペアのカードを使用すると、最初に使用していたカードは使えなくなるため万が一の時に役立ちます。

  • スキミング・盗難対策

カードがスキミングや盗難に遭った時、プリペイド式カードなら必要な分だけをチャージしておくことで全財産を失うリスクを減らせます。こまめにチャージすることで大金を持ち歩くリスクを減らすリスクマネジメントが可能です。

 

デメリット

  • 残高以上の買い物はできない

プリペイドカードなので、カードにチャージされた金額以上の買い物はできません。カードに入金したらこまめに残高を確認しましょう。

  • クレジットカードのみの場合は使えない

たまにマスターカードの表記があっても、店舗や機械によってはプリペイドカードが使用できない場合があります。駅の券売機やカフェでたまに残高があるにも関わらず使用できなかった時がありました。その場合はキャッシュか他のクレジットカードを使用する必要があります。

 

カード申請方法

申し込みをする

カード申請の主なフローは上の画像の通り。

まずはトップページから赤枠で囲んだ「お申し込みへ」をクリックして必要事項をフォームへ入力し、申請を完了させましょう。

申請後、カードは1週間程度で届きます。本人確認が必要なため、以下のいずれかを提示する必要があります。

  • 旅券(パスポート) ※住所欄要記入
  • 免許証 
  • 健康保険証 
  • 在留カード 

カードが到着したら2枚のキャッシュパスポート、ご利用ガイド、スタートアップガイドとマイナンバー送付用の書類が入っています。

キャッシュパスポートが貼られている書類に其々カードの暗証番号が記載されていますので、書類に書いてある暗証番号のメモを忘れないようにしましょう。私はうっかり番号を確認する前にカードを紙から取り外してしまいあやうくどっちのパスワードか分からなくなるところでした……笑

マイナンバーの申請をする

カードに同封されていたマイナンバー申請書類と、マイナンバーのコピーもしくは住民票のコピーを合わせて送付します。

 

カードへのチャージ方法

初回入金をする

カードが到着し、マイナンバー書類を送ったら初回入金をします。通貨は9つの内どれでもOK。キャッシュパスポートへのチャージはATMからではなく「振込」で行います。

通貨ごとに振込先が指定されているので、チャージしたい通貨の口座番号を入力します。この時必ず振込名義を「カード番号+名前」に変更します。これを忘れるとキャッシュパスポートからの入金確認が遅れ、いつまで経っても入金通知がこない……と言うことに。

入金をつつがなく終わらせたら、通常は2営業日ほどでチャージ完了の連絡が登録したメールアドレス宛に届きます。振込のため土日祝は入金確認がされませんので気をつけましょう。

また、万が一振込名義の変更を忘れても大丈夫。入金情報連携フォームから必要事項を入力し送信しましょう。確認後チャージ完了の連絡が届きます。

 

マイアカウントの登録

チャージが終わったらマイアカウントの登録をします。これを登録すると残高を確認したり、過去の取引の確認やカード内での通貨移動を行うことができます。マイアカウントの登録は初回入金後行うことができます。

トップページ上のマイアカウントから新規登録ができます。

こちらがマイアカウントの入口。はじめて登録する場合は新規登録、登録後はログインから入ります。

カード番号、氏名など必要情報を入力して完了です。ここで設定するパスワードはマイアカウントのパスワードですので、カードの暗証番号とは別に登録します。

登録完了するとトップには現在の残高が通貨毎に表示されます。

因みに入金後の通貨移動については、トップメニューの「カード内の通貨の移動」から通貨の移動ができます。

現在残高のある通貨を選択し、欲しい通貨を選択。その後金額を設定したら完了です。

 

海外からカードへチャージする

渡航中残高が足りなくなったら自分でチャージor日本にいる家族などからチャージしてもらうことができます。

自分でチャージする

自分でチャージするには、オンラインで振込ができる口座を持っていることが条件です。お手持ちの銀行口座・ゆうちょなどのアプリをダウンロードし、スパートフォンからでも振込ができるように設定しておきましょう。この設定をすることで、海外にいても日本の口座からお金の移動を行うことができます。

日本からチャージしてもらう

ご家族などから自分のカードへチャージしてもらうには、入金委任状フォームを使用します。

ただし、兄弟姉妹、祖父母など二親等の方へ振込を依頼する場合は別途委任状と一緒に本人確認書類をFAXで送らなければならないのでやや手間がかかります。

個人的には自分の通帳やカードを期間中家族に預かってもらい、お金が足りなくなったらそこから振込でチャージしてもらうのが簡単だと思います。その際は名義人欄にカード番号を入力するのをお忘れなく!

まとめ

いかがでしょうか。他にもプリペイド式のカードはありますが、スペアをもらえると言う点で私はキャッシュパスポートを選びました。現在も使用していますが問題なく使えています。

特に長期で海外へ行かれる方は、海外キャッシングカードを1〜2枚所持するのをおすすめします。参考になれば幸いです。

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