ドイツではクリスマスに次いで誕生日がとても重視されています。先日ドイツのお誕生日会にお呼ばれしまして、友人の誕生日をお祝いしたのでドイツ式バースデーパーティーのお話でも。
ドイツでは誕生日の人がパーティーを主催する
ドイツ人は大人も子供も誕生日パーティーをします。日本ではお誕生日会と言うと、周囲の人がレストランを予約したりお金を出したり…と誕生日の人をもてなすと思いますが、ドイツは逆で主催本人が場所を提供したり招待状を出したり、食べ物を準備したりとゲストをもてなします。
もちろん場合によってゲストも食べ物や飲み物を持ち寄ったりもしますが、パーティーの最中も主催がホストとして奔走する姿を見かけます。
パーティーをしない人も「実は今日私の誕生日だからここはご馳走させてね」と言われることも。ドイツでは誕生日を迎えました、これも皆さんが支えてくれたおかげです。いつもありがとう。と言う精神のようです。こう言う方向性もすてきですね。
また誕生日には職場にケーキを持って行って職場の人に振舞うなどするそう。日本とは真逆ですね。
お祝いは誕生日になってから
ドイツでは誕生日前にお祝いされると不幸がおきる、早死にするなど迷信があるので、お祝いの言葉は「誕生日になってから」かけるのがベスト。誕生日会を前日夜からはじめて0時になってお祝いするパターンもあるので、うっかり0時前に祝わないように注意が必要です。
誕生日のお祝いは言葉をかけながらぎゅっとハグします。
プレゼントは実用的なもの
プレゼントはあっても無くても問題ないそう。親しい人には用意する人もいますが、高価な贈り物と言うよりは実用的なものが好まれるようです。(相手が欲しがっているものや、女性にはハンドクリームやボディーソープ、チョコレートなどのお菓子など)私はワインとチョコレートを持参しました。
誕生日パーティーにはなるべく参加する
誕生日を全力で祝うドイツ人なので、パーティーに招待されたら遅れてもなるべく参加するのが習わし。
そも、ドイツでパーティーをすると大体皆1時間〜2時間は平気で遅れてやってきます。時間ぴったりに来るのは大抵、日本人です。笑
前述のように誕生日はとても重視されるイベントなので、パーティーに参加しないと嫌われているのかしら…など思われてしまうよう。普段多少風邪でもひこうものなら仕事は(周りに移されると迷惑だから)休めと言う風潮のドイツですが、誕生日になると「多少無理しても来い」になるのだから不思議。
皆さんもドイツ人から誕生日の招待を受けたらなるべく行ってあげてください。向こうは全力で準備しているはずです。
まとめ
ホストは違っても、誕生日会は祝う方も祝われる方も参加して楽しいものです。私も久しぶりに「誕生日会」に行って楽しかったです。たくさんの人がくるので、そこで新たに友達を作ることもできますよ!
誕生日などお祝いでは国ごとに違いがあって面白いので、このようなイベントには積極的に参加してみたいなと思います。
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